帯状疱疹から身を守るための最新ワクチン、シングリックス筋注用

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帯状疱疹から身を守るための最新ワクチン、シングリックス筋注用

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帯状疱疹は痛みや湿疹を伴う厄介な疾患で、高齢者や免疫機能の低下した人々にとって深刻な問題です。しかし、近年注目を集めているのが「シングリックス筋注用」と呼ばれる帯状疱疹ワクチンです。このブログでは、シングリックス筋注用について詳しく探求し、帯状疱疹から身を守る方法について考察します。

目次:

  1. 帯状疱疹とは?
    ・帯状疱疹の原因と症状
  2. シングリックス筋注用とは?
    ・ワクチンの仕組みと特徴
  3. シングリックス筋注用の効果とは?
    ・予防効果と長期的な効果
  4. 接種対象とスケジュール
    ・誰が接種すべきか?接種の際のスケジュール
  5. 副作用や注意点
    ・接種後の副作用とその対処法
    ・注意が必要なケース
  6. シングリックス筋注用 vs 弱毒生水痘ワクチン
    ・他の帯状疱疹ワクチンとの比較
  7. 費用について
    ・接種にかかる費用について
  8. まとめ: 帯状疱疹からの守り手
    ・シングリックス筋注用の重要性と今後の展望

1. 帯状疱疹とは?

帯状疱疹は水ぼうそうウイルスによって引き起こされる疾患で、神経に沿って帯状に発疹や痛みが現れる特徴的な病気です。高齢者に多く見られ、患者はしばしば痛みや不快感を訴えます。

 

2. シングリックス筋注用とは?

シングリックス筋注用は、帯状疱疹ワクチンの一種であり、帯状疱疹ウイルスの一部を使った不活化ワクチンです。このワクチンは帯状疱疹の予防に効果があり、高齢者や免疫機能が低下した人々に向けて開発されました。

 

3. シングリックス筋注用の効果とは?

シングリックス筋注用は、50歳以上の対象者において97.2%の予防効果を誇ります。更に、その効果は10年後も80%以上に達するとされています。これにより、高齢者における帯状疱疹の発症リスクを軽減できます。

 

4. 接種対象とスケジュール

シングリックス筋注用は50歳以上の方が対象ですが、年齢制限はありません。接種は2回が必要で、最初の接種の後2カ月以内に2回目を受けることが推奨されています。

 

5. 副作用や注意点

一般的な副作用として、接種後には注射部位の痛みや腫れ、全身的な倦怠感、頭痛、筋肉痛、悪寒、発熱が現れることがあります。ただし、これらの症状は通常軽度で、数日で改善されます。

 

6. シングリックス筋注用 vs 弱毒生水痘ワクチン

シングリックス筋注用は、他の帯状疱疹ワクチンと比較してもその高い効果が注目されています。特に長期的な予防効果が強調されており、高齢者においても安全性が確認されています。

7. 費用について

シングリックス筋注用の接種には自己負担が発生します。当院では、1回の接種が23,000円(税込み)、2回接種で合計46,000円(税込み)の費用がかかります。

8. まとめ: 帯状疱疹からの守り手

シングリックス筋注用は、帯状疱疹からくる痛みや悩みを軽減し、高齢者や免疫機能の低下した人々にとって心強い味方となります。予防接種の重要性を理解し、医師の指導に従いつつ、健康な未来を築く手助けとして積極的に検討してみましょう。

2024.3.8

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