粉瘤(アテローム)とは
粉瘤(アテローム)とは皮膚上にできるしこりの一種で、皮膚の一部に袋状の構造物に、垢や皮脂などの老廃物が溜まりこんでしまう、表皮にできる良性の腫瘍です。
主に顔や背中、首、耳たぶなどに多く見られます。時間の経過とともに大きくなり、自然に治癒することはほとんどありません。
放置したままでは、独特の臭いや痛みが生じ、再び老廃物が溜まって再発してしまいます。
早いうちにクリニックで治療を受けることをおすすめします。
こんな方におすすめです
当院の粉瘤手術6つの特徴
当院の粉瘤手術の流れ
当院の粉瘤治療は、傷が目立ちにくい「くり抜き法」を採用しており、悪性腫瘍か否かを調べるため全例病理検査を実施しております。日帰り手術は保険適応で受けて頂けます。痛みや独特のにおいが生じてしまう前に早めの治療がおすすめです。
〜粉瘤手術『くりぬき法』〜
くり抜き法は1~4mm程度の小さい穴を開けて施術を行います。傷跡は小さく目立ちにくく、
ニキビ跡くらいのへこみが残る程度です。クリニーク福岡天神ではくり抜き法を基本とした
保険診療・当日施術を行っております。
〜当院の粉瘤手術『くりぬき法』〜
くりぬき法の手術時間は、5分〜20分程度です。
局所麻酔を行うため痛みはほぼ感じません。(麻酔注射の際に少し痛みを伴う場合あり)
STEP 1問診
まずは診察を行い、くり抜き法での手術が可能なサイズか部位などを確認します。
STEP 2局所麻酔
施術部にマーキングをし、局所麻酔を行います。
痛みに不安のある方でも安心して施術を受けていただけます。
STEP 3開孔
円筒状のメスを粉瘤の開口部中心に刺し込み、1~4mm程度の小さな穴を開けます。
STEP 4内容物取り出し
粉瘤の中に溜まり込んでいる垢や皮脂などの老廃物を圧迫やピンセットなどの器具を使用しながら、丁寧に取り残しがないよう内容物を取り出します。
STEP 5縫合
粉瘤の中に内容物の取り残しがないか入念に確認をし、傷口を縫合して手術を終了します。
粉瘤手術の費用
非露出部(半袖、半ズボンで隠れる位置)の場合
粉瘤の直径 | 保険適応(3割負担の金額) |
---|---|
径3cm未満 | ¥4,170-(税込 ¥4,587-) |
径3~6cm未満 | ¥10,020-(税込 ¥11,022-) |
径6cm以上 | ¥12,810-(税込 ¥14,091-) |
露出部(半袖、半ズボンでも外にでる位置)の場合
粉瘤の直径 | 保険適応(3割負担の金額) |
---|---|
径2cm未満 | ¥5,310-(税込 ¥5,841-) |
径2~4cm未満 | ¥11,340-(税込 ¥12,474-) |
径4cm以上 | ¥13,410-(税込 ¥14,751-) |
※ 3割負担の場合の目安の金額です。
※ その他診察料・処方料、血液検査・病理検査・その他検査費用が別途かかります。
粉瘤手術のよくある質問
粉瘤はどのような症状ですか?
初期の粉瘤は小さなしこりでニキビと勘違いしがちです。大きくなると30cmを超える人も出てきます。細菌感染を起こすと小さなしこりが炎症のため大きくなり、2~3倍の大きさになることもあります。
粉瘤は自分で潰しても良いですか?
無理やり自分で潰すことはおすすめできません。細菌感染を併発し、痛みを伴うようになる可能性があります。また、粉瘤の袋が周囲と癒着しやすくなり、傷跡が目立ってしまうこともあります。できる限り潰す前に病院で手術されることをおすすめいたします。
粉瘤は再発するものですか?
再発することはほぼありません。ただし、まれに粉瘤によっては内容物が全て取り除けない場合があり、その際には再発の可能性があります。
粉瘤手術後の通院は必要ですか?
可能であれば翌日受診していただきます。受診が大変な場合は一週間後の抜糸まで通院の必要はありません。
粉瘤手術後に運動は出来ますか?
手術当日の運動はお控えください。翌日以降は手術部位に過度な負担がかからない範囲で軽い運動はかまいません。
粉瘤くり抜き法での治療の注意点はありますか?
患部を縫合しない場合には、完全に穴が塞がるまでに2~3週間ほどかかり、完治に時間を要します。また、大きいものや皮膚が分厚い部分にできていると施術が困難なため、粉瘤の種類によってはくり抜き法が適応できない場合があります。まずはお気軽に一度カウンセリングまでお越しください。
医院紹介
最寄り駅からのアクセス
地下鉄天神駅5番出口(福岡パルコ新館)を出てすぐ左に曲がり、新天町方面へ向かいます。
新天町北通り(ロッテリアの角)に入ります。
突き当りまでまっすぐ進みます。
突き当りのメガネスーパー横に入口があります。
階段で2Fまでお進みください。